アイシャドウの歴史

起源は約5000年前の古代エジプトと言われており当時の絵画や彫刻に目の回りに彩色したものが残されている。この時代のものは単なる化粧ではなく美しくみせる以上に、強い太陽の光から目を守る、眼病予防・魔除け・虫よけといった目的で行われ、男女ともにするのが普通でした。
また、最初に使ったのが世界三大美女でも知られるクレオパトラという説もあります。この風習はギリシャやローマ、さらにアラビアにも伝わっっていきましたが、西ヨーロッパには伝わりませんでした。
ヨーロッパで一般化するのは20世紀の半ばなのでほぼ現代になってからです。ヨーロッパで一般化した理由はメイクのポイントが口もとから目もとに移ってきてからとされています。
クレオパトラ
日本でアイシャドウは魔よけとして目尻に赤く塗る赤土化粧に始まりました。現代のアイシャドウは西欧からの輸入でからなので、入ってきたのは明治時代頃とされています。ただ当時は目新しかったアイシャドウは、夜の化粧か舞台化粧だと考えられ、一般には普及していきませんでした。
江戸時代の化粧
誰もが気軽に使えるようになったのは戦後、昭和30年代のことで女性たちが百貨店で洋服を買ったり新しい髪型に挑戦したりと、おしゃれを楽しむ余裕がでてきた時代で大手メーカーからも新しいタイプのアイシャドーが発売され、ようやく浸透していきました。
現代では茶色、青、赤、紫、緑など様々な色が使われており、またパールやラメなどが配合されるなど、様々なタイプの質感があります。発色や持ちを良くするために、アイシャドウベースと呼ばれる下地を塗布してから使用することもあります。またノーズシャドウのように鼻に付けるアイシャドウも存在します。
様々な色のアイシャドウ

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